
今回は、初心者にオススメな『Amazon物販』について、『なぜおすすめなのか?』という点を解説していきたいと思います。
そもそもAmazon物販って?
Amazon物販というのは、仕入れた商品や自社ブランドの商品をAmazonを介して販売する物販のことを言います。
普段、自分で買い物しかしないと思いがちのAmazonですが、実はあなたも出品者として商品を売ることができますし、Amazonを利用すれば利益を上げることも可能です。
それでは、Amazon物販がオススメの5つの理由について解説していきましょう。
起業初心者にオススメなAmazon物販の5つの利点
早く成果が出やすい
まず、情報発信とは違って物販では『物』を販売するので、セールススキルを必要としません。
自社商品を開発して販売する場合は別ですが、転売や中国輸入の場合、ある程度価値が決まっているものを販売します。(自社商品開発は初心者はいきなりできないです。)
例えば、ティッシュペーパーは200円~300円くらいだし、iPhoneは価格が10万円くらいとほぼ一定です。
もしあなたが、新品のiPhoneを仕入れてAmazonに出品した場合、置いておくだけで売れていくことは想像しやすいですよね。
Amazonで買い物していて、セールスを受けたという人はいないと思います。
そして多くのAmazonユーザーは、
Amazonで売ってるものなら買っても安心でしょ!!
と思っているので、あなたは仕入れることさえできればAmazonに商品を出品するだけで儲けられるのです。
Amazonの商品ページと、謎の自社サイトのページを見て、どちらが売れやすいかは明白ですよね。(そもそも謎の自社サイトはアクセス数が圧倒的に少なくなります。)
ようは、Amazonのブランド力を借りて販売を行うことができるんですね。
なので、例えば今日iPhoneを5万円で10個仕入れられれば、今日中に10万円すべて売れて、あっという間に100万円の売り上げになるということもあり得るわけです。
人気商品に限るし、そういう商品は仕入れるのが難しいけどね。
じわじわとアクセス数を集めて毎日記事を書いて、3か月後にようやく100円の収益が出るブログなどの情報発信とは儲かるスピードが違うのです。
それに早く成果が出ることで、今まで自信がなかった人も自信がつきやすくなります。
物販を始めて初月で5万円は何のコンサルも受けずに自力で達成することは全然可能です。(ある程度の方針とか手法は固める必要はあります。)
そうして誰の力も借りず、月に5万円稼げたっていう感覚は何にも代えがたい成功体験になり、何にも代えがたい自信になります。
あなたが思っているよりAmazonで商品を売ると売れまくるので、起業に自信がないという方は特におすすめです。
副業からでも始められる
物販というと、お店を構えないと物を売ることができないイメージがありますが、Amazonですとネット通販ですのでお店を構える必要はありません。
なので、あなたがやることは、商品リサーチと納品(もしくは商品発送)だけになります。
商品リサーチも納品も、自分のペースで行うことができるので、仕事終わりや仕事の隙間時間、土日などの休日を活用して副業感覚で始めることができます。
仕事が終わって店舗やインターネットで商品リサーチを毎日1-2時間やれば、3か月で月商50万円は稼げるようになると思います。
月商50万円だと粗利で10万円くらいになるので、給料のほかに10万円余分にもらえたらちょっとうれしいですよね。
年間120万円所得がプラスされる計算になるので、それだけですごい価値になりますよね。
物が売れる感覚をつかむことができる
実際にAmazonで販売したり商品リサーチをしていると、商品が売れる感覚が分かってきます。
この商品を今仕入れたら、3日後に1000円くらいで3個売れるな。
今は仕入れ資金が10万円くらいあるからキャッシュフローは問題ない。全部で10個あるから全部仕入れても大丈夫。
リサーチをして商品を売る経験値を積めば積むほど、自分が売りたいタイミングで商品が売れるようになってきます。
この感覚は、他の分野で起業するときも役に立ちます。
実際に自社商品を開発して販売するときも、〇日後に△円で□個売れるという仮説を立てることは非常に重要になってくるのです。
予想通りに売らないと、赤字になる可能性もあるし機会損失になる可能性もあるからです。
10個しか売れない商品を20個仕入れてしまったら10個分赤字になるし、
10個売れる商品を3個しか仕入れてなかったら7個分の機会損失になる。
なので、Amazon物販によって自分のビジネス感覚を磨けるので、後のビジネスにも活かすことができるということです。
Amazonを使えばほぼ自動で販売できる
Amazonで販売する際に、自分で商品をお客さんに発送する必要があると思っていませんか?
実は、AmazonFBAというAmazonが所有している倉庫を利用すれば、商品が売れた際に自動で発送してくれるという素晴らしいサービスがあります。
商品を仕入れて、ある程度たまってきたらまとめてFBAに送ります。
FBAに商品在庫をストックしておくと、商品注文が入った時に自動でお客さんのもとに商品が届けられるんですね。

しかも普通に自分がゆうパックとかで送るよりも配送料が安くなるし、商品在庫を自宅に置いておく必要もなくなります。FBAで商品を保管する料金は商品ごとに1日1円とかなのでFBAを利用しない手はないです。
このFBAというサービスがあるおかげで、1日1時間の作業とかでも月商100万円~500万円とかをキープすることができます。
(売り上げを拡大するときはもっと時間が必要になります。)
極めればそのまま年商1億とかいっちゃえる
そして、コツコツリサーチを続けると売り上げがどんどんどんどん増えていきます。
実際、次世代起業家育成セミナーの加藤さんは、最初古本の転売からスタートしていますが、初月で月商180万円、1年後の月商4000万円という化け物っぷりです。
このように、物販だけでもひたすらやり続けていたら、かなりの規模のビジネスを構築することができるというわけですね。
次世代起業家セミナーや加藤さんについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。
Amazon物販のデメリット
これまではAmazon物販のメリットについてお話してきましたが、やはりどの分野にもデメリットはあります。
ある程度のリスクもありますので、物販に取り組む際は注意しなければなりません。
①多少の仕入用資金が必要
物販では、商品を仕入れなければ売り上げは生まれません。
仕入れるためには、身銭を切る必要があります。
粗利10万円を稼ぎたいという人であれば、仕入れ資金は最低でも20万円は必要になってきますし、それ以上稼ぎたいならもっと必要です。
それに、最初のころは思ったように商品が売れず、赤字になってしまうということもなくはないので、仕入れ資金は多いに越したことはないです。
なので、今資金がないという方は、少し資金をためてからやるか、クレジットカードを仕入用に一つ作ってもいいと思います。
ちなみに私は、クレジットカードだけで仕入れを行っています。
②リサーチが雑だと損をすることもある
物販は商品リサーチが命です。
成功するかどうかは99%リサーチで決まるといっても過言ではありません。
リサーチが雑になってしまうと次のようなことが起こります。
- 商品が思ったように売れなくて赤字になってしまった
- 本当は売り上げをもっと売れたはずなのに少なく仕入れてしまった
- 出品者数が多くなってしまい、商品価格が下落してしまった
- 商品のメーカーからクレームが来て、仕入れた商品が販売停止になった。(仕入れた個数が多いと即死します。)
- 出品規制で出品できない商品を仕入れてしまった
特に、4.が起こると最初は結構焦ったりします。
アカウントが停止になる可能性があったり、商品が販売できなくなってしまうので、仕入れた数が多ければ大きな在庫を抱えてしまうことになります。
この点も、リサーチをしっかりすれば回避することができるので、リサーチを怠ったら死ぬくらいの勢いで考えてもやりすぎではないです。
③Amazonの規約変更のリスクがある
商品はAmazonで売るので、急な規約変更に困ることがあります。
今までは普通に販売できていた商品が販売できなくなったり、販売手数料が急に上がったり、アカウント停止のリスクを負ったりなど…
これはもう…しょうがないです。
そもそも、Amazonのブランド力を借りて売り上げを上げている状態なので、Amazon様には従うしかありません。
なので、Amazon物販である程度稼げるようになったら、自社商品を開発したり情報発信に移行する人も多かったりします。
④誰にでもできるので、ライバルが多くなってしまう
商品を仕入れられれば誰にでもできてしまう反面、自分が出品していた商品にライバルが多数出現することもあります。
月に商品が売れる個数は商品ごとに大体決まっているので、需要がそのまま供給が増えれば、当然自分の商品が売れる確率が低くなります。
そして商品がなかなか売れないことにしびれを切らしたほかの出品者が販売価格を下げ、それに他の出品者も追従していき、ドンドン値崩れを引き起こしていく可能性もあります。
そうなると、当初見込んでいた売り上げや利益を上げることはできなくなり、塩漬けにするか少ない売り上げか赤字で損切りするしかなくなります。
上記のように、Amazon物販にもある程度のリスクは存在しますので、取り組む際はある程度計画を立てて取り組むことをお勧めします。
初めてAmazon物販をやるコツ
①まずは少額商品から始めてみる
いきなり10万円の商品を仕入れてしまうと、それが売れなかった時や不良品だった時のダメージが大きくなります。一気に10万円失う可能性もありますからね。
なので、最初に仕入れる商品は、商品価格3000円~5000円とかの商品にしましょう。
3000円なら、1つダメになったとしてもダメージが少なくて済みます。
逆に1000円の商品を販売するとなると、販売手数料と送料でほとんど利益がなくなってしまいます。
練習の意味で1000円の商品を仕入れるのはいいですが、メインは3000~5000円の商品を狙っていきましょう。
②リサーチが命
これは先ほどデメリットの部分で触れましたね。
リサーチをサボってはいけません。サッカー選手なのにボールに触らないようなもんです。
商品をAmazonに出品した後は、価格を修正するくらいしかやることがなくなります。
自分でセールスする必要はない反面、工夫して売ることもできないというわけですね。
出品したら、売れるのを待って、長期間売れなければ価格を下げて売る。
なので、商品を売るコントロールをするには、リサーチをして売れる商品を選ぶしか方法はありません。
流れとしては以下の通りです。
リサーチする→出品する→売れたら問題なし。
リサーチする→出品する→売れない→リサーチの何が悪かったか分析→リサーチ
こうしてリサーチの質を高めていくことで、物販の成長を望むことができます。
③商品を仕入れられなくても落ち込まない
最初は商品をなかなか仕入れられません。
ですが、誰でも最初はそうなのです。
どれが売れる商品なのか全然わからないし、どのジャンルが売れるのかもわからない。
いざ良さそうな商品を見つけても、『これが売れなかったらどうしよう』とか考えて、そのうち横取りされたり…
それでも、前述のリサーチを続けて自分の中の資産にしていくことで、必ず成果が出るようになってきます。
落ち込まずに続けることが大事です。
Amazon物販の詳細なノウハウについてはこちらの記事をご参照ください→準備中
最後に
いかがでしたでしょうか?
初心者は、まずAmazon物販で5万円稼ぐといいといった本質は、
自分の力で稼ぐ体験をして、自信をつける
ということです。
アフィリエイトに取り組む人ってほとんどがやめていくんですが、成果が出るのに時間がかかるからなんですよね。
まずは最短で成果を出して、物販をやりながらじっくりと他のビジネスに取り組むとかでもいいと思います。
少しでも前に進むことが非常に重要なので、自分でもやれそうと思ったら、ぜひやってみることをお勧めします。