ニートの男

こんにちは。シュンです。

僕の弟は大学6年生です。

薬学部や医学部ではないですよ?

単純に、4年制の大学2年留年したということ。

僕は東京で一人暮らししてるので
顔を合わせることはあまりないのですが、
親が言うには、就職活動もせずにゲームばかりやっているそう。

確かに。

だって僕がPS4を立ち上げたら、
弟のアカウントはいつでもオンラインになってるし。

というか、東京と実家で
オンラインで一緒にモンハンやったりして、
ゲームに惹き込まれているのは僕のせいでもありますが(笑)

そんな感じで、
勉強に励んでいるわけでもなければ
就職活動をするわけでもない。
ゲームして暇を弄ぶだけ。
僕の弟は大学生ニートなわけです。

両親は心配しているみたいで、
頻繁に電話がかかってきます。

「シュン、あんた何か相談乗ってあげてよ。
 心配なんだよ。」

僕は、そんな親に向かって
いつもこう言ってます。

別にニートでええやん?

天皇の料理番の秋山徳蔵

なぜ僕が、
「ニートはニートで良い」と
そんなことを言うのか?

2015年にTBSでやっていたドラマ
「天皇の料理番」を見て、
腑に落ちたことがあったからです。

時代は大正時代の話。
主人公の秋山徳蔵という男は、
法律をマジメに勉強する兄とは正反対の
何をやってもダメな男。

お坊さんの振る舞いが
かっこいいからと出家したものの
3か月で飽きて破門になったり、
仕事を見つけてもすぐに飽きて辞めたりと、
定職に就かず、ちゃらんぽらんな性格で
両親も頭を悩まされていました。

徳蔵は厳密にはニートではないですが、
それと近いものがあります。

そんなダメ男、徳蔵が寺を破門になった後に
兄と会話するシーンがものすごい印象的だったんです。


兄「どうしてそんなにお前はこらえ性がないのだ。」

徳蔵「兄やんは法律の勉強を辞めてしまいたくなることはないんですか?」

兄「投げ出したくなることはあるが、それをこらえねば前には進めんからな。」

徳蔵「そこがわからんのですよ。何でそこまでして。」

兄「日本は法律を持ったが、まだきちんと機能しているわけではない。男子たるもの、お国に力を注げたいではないか。」

徳蔵「それではこういうことかもしれませんの。わしにはそう思えるものががまだ見つかっておらんって。」


これはドラマの第1話の会話シーンでしたが、
ズーンと胸に刺さった記憶があります。
(なぜなら昨日見たので笑)

そう、徳蔵は破門になったり、
そういう部分だけを見ればダメ男ですが、
まだやりたいこと、熱中できることが見つかってないだけ。

実際、徳蔵はこの後、
陸軍の厨房で食べたカツレツの味に感動し、
料理に熱中し、 料理人になることを志し、
最後には天皇の料理番にまでのし上がっていきます。

天皇の料理番ですよ?

職を転々としてたとしても、
ときにはニートだったとしても、
それが何だっつーの。

一時ニートでも、
きちんと誰かのために立派に働いて、
しかもそれを自らの使命だと言って
生涯仕事をやりきれるんだからいいじゃん。

嫌で投げ出したいときもあったでしょう。
でも「志」を持っているから、
つらいことにも耐えられたんだと思います。

自分が「本気でやりたい」と思うことを
見つけることができれば、
ニートからは一瞬で抜け出せる。

ニートっていうのは、
自分のやりたいことを見つけるための
期間にすぎないんですよ。

弟もダメ男だった時の徳蔵と同じ。

志、やりたいことが見つかってないだけ。

志を見つけられない教育が悪い

志が見つかってないからニートになる。

そんな状態で、
「就職しろ」「勉強しろ」だの言われても、
残酷だと思いませんか?

何のための就職なのか、
何のための勉強なのか、
わからずに行動しなければならないんですから。

やりたいことを見つけられないまま、
やりたくない仕事を一生押し付けられる。

僕の弟は親から圧力をかけられる。

でもこれって、
僕の弟に限った話ではないと思うんです。

ほぼすべての人に当てはまるんじゃないでしょうか?

というのも、今の日本の教育では、
「志をはぐくむ教育」がありません。

勉強の内容は全員同じ。

しかも大学2年生まで教養的な内容ばかりで
役に立つ内容はそんなになく、
勉強する意味を先生に聞いても
「いい大学に入らなければいい会社に入れない」
と洗脳してくる。

働く意味を聞いても
「勤労は日本の義務だから」と。

そうして大人になり、
やりたいことが見つからなかった人々は、
自分のやりたいことをやるためではなく、
「大人は働かなければならない」という
社会的な同調圧力で働き出していく。

それで幸せを感じる人は良いのですが
合わない人は働く意味が分からないまま。
そうしてニートになる。

「俺は我慢して働いてるのに働かないニートはクズだ!」
とやりたくない仕事をしてる大人たちから
嫉妬と圧力を受け続ける。

仕事が合わないから職を転々としていたら、
「忍耐力がないやつ」と負の評価を与えられ、
そんな世の中だから、
ニートたちはどんどん自分の立場も
自信も失っていってしまう。

ニートでも自由に行動していれば
やりたいことも見つかるかもしれないのに、
外に出たら文句を言われるかもしれない恐怖で
ろくに経験もできない。

だから、そんなニートたちに
「働け」と圧力をかけたところで、
何も解決しないことはわかりますよね。

どうすればいいのかというと、幼いころから
「自分はこうありたい!」
と心の底から思えるものに出会うことが大事なんです。

だから教育。

志をはぐくめるような、
やりたいことを見つけられるような教育が実現できれば、
苦しむ人たちを救うことができると信じています。

志なきまま働き続けるはニートよりつらし

そういう教育を受けてこなかった人は、
ニートにはならずとも、
自分のやりたいことに出会えなかった人も多いはずです。

もし、志がないまま
やりたくないことを甘んじて受け入れて
やり続けるのだとしたら、
それはニートよりも残酷かもしれません。

自分の中で納得しつつも、
やりたくない仕事をやり続けるのですから。

徳蔵が、料理と出会えずに
お坊さんのままずーっと
ピンとこない仕事をしなければならなかったとしたらどうでしょう。

徳蔵の人生は彩られなかったはずだし、
感動を生むようなドラマも生まれなかったはず。

そして、徳蔵の料理に
人々が心を打たれることもない。

本人も「なんか違う」と思いながら
一生を終えるって悲しいですよね。

ニートには、まだもがいて
やりたいことを見つけるチャンスがあるし、
誰かが助けてくれる可能性もある。

でも、
「これが仕事だから」、
「家族を養わないといけないから」、
「大人になってやりたいことを追いかけるって恥ずかしいから」、
「身内に仕事を辞めるなんて言ったら何言われるかわからないから」

こんな常識的な大人になってしまった人は、
やりたいことを今から見つけるなんて難しい。

そんな社会の常識とか体裁とか気にしないで、
自分の人生なんだから自分の生きたいように生きるべきなのに。

そう気づければいいけど、
多くの人は気づかないまま生き続ける。

ニートより立派かもしれないけど、
ニートよりつらい。

やりたくないことを辞めてみる勇気

やりたいことがないという人は、
それを見つけるための時間を
作らなければいけないのですが、
なかなか時間を作ることができない。

すでにやりたくない仕事をやることに
時間を取られているから。

そういう人たちもこの記事で書いてきたことに
気づくことができればチャンスがあります。

だから、
「なんか、自分の人生つまんない」
って何となく思ってるのなら思い切って
今取り組んでいることを辞めてみればいいんです。

辞めたら家族に何か言われるかもしれません。
社会不適合者と言われる可能性もあります。

それでも自分が熱中できるものを探して、
最終的には大きなことをやってやるぞという意気込みでいればいい。

もちろんいきなりやめたら収入が0になるから、
一つ、生活できるだけの稼ぎを
自分の力で身に付けそれから辞める。

(その手助けになればと思って
脱サラに関することについて
いろいろ情報発信しているので、
他の記事も見てみてくださいね。)

仕事を辞めて脱サラすると、
本当に時間が余ってきます。

あとはその時間を使って、
徳蔵と同じように
何かに手を付けてはやめ
手を付けてはやめ
その中で志を見つけていけばいいと思います。

まとめ

ニートは志を見つけられてないだけで、
それさえ見つけられればよし。
今やりたくないことをやっている人も
思い切って辞めちゃえば?
という話でした。

弟は大学生ニートですが、
彼は今もがいているんだと思います。

やりたいことはわからないけど、
親からは責められる日々を送っています。

だから、僕は逆に親に圧力をかけてます。

「ニートでええやん、やりたくもないことやらすな」と。

ただそれだけでは無責任なので、
そのうち弟を東京に連れ出し、
たくさんの体験をさせてやろうと思います。

弟よ、
迎えに行くまでは何とか持ちこたえてくれ!!笑

まぁこれは個人的な話でしたが、
この記事を読んでいるあなたが
もし現状に満足していないというのなら、
「自分が人生でやり遂げたいことは何なのか?」
それについてじっくりと考えてみてください。

それでもし答えが出ないのなら、
志を持って働いている人や
夢を叶えている人に聞いてみることをオススメします。

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